Bind Fan

2008/07/31作成
2009/05/04更新


Cronous Calculatorについて

 クロノスギルド『禊(みそぎ)』のマスター兼管理人であるモルス氏が自身のサイトで公開していたプログラムです。残念ながらすでに氏は引退してしまった様で、サイトも更新されることなく荒れてしまってはいますが、サイトは現在でも存在しています。
数あるクロノス計算機の中では(私の知る限り)唯一のソフト化した計算機です。
(他の計算機はブラウザ上でしか使うことが出来ない)
興味のある方はかなり有名なサイトなので検索してみてください。

 最新バージョンは『Cronous Calculator 8.1』となっています。
氏のサイトでは「8.0」が最終版となっていますが、こっそりと設けてある掲示板の過去ログの中に「8.1」がUPされているので探してみてください。
過去ログの中には有志によるアイテムデータも一部UPされています。


 最新版とはいえ2年程前の仕様なので、現在の仕様である「転生」や「新スキル」などには対応出来ていません。(疑似的に対応させる事は可能です)
既存のスキルやアイテムデータなどは変更箇所を書き換えることによって対応させる事が出来るのでそれらの一部をご紹介します。


(2009/05/04追記)
 Cronous Calculatorの掲示板が開かなくなってしまっています。
原因は分かりませんが、すでに管理がなされていないので対処のしようがありません。
事実上、最新バージョンのDLなどが出来なくなってしまったので再配布も検討すべきとは思いますが如何なものでしょうか。
もし、このページを見て「Cronous Calculator 8.1を欲しい」と思われた方は、お手数ですが当サイトの掲示板へリクエストして下さいませ。




アイテムデータについて
(各.csvファイル)

■ファイル名:アイテム名
 Cronous Calculator内で、アイテム選択時に表示されるアイテム名です。

■A−1:アイテム名

 Cronous Calculator内で、アイコン化した時に表示されるアイテム名です。

■B−1:装備箇所
 1=頭 2=ネック 3=ペン 6=武器 7=鎧 8=盾 9=リング
 10=ベルト 12=腕 13=足


■C−1:武器の装備形態(マスタリー)
 1=STR片手 2=STR両手 3=弓 4=両手杖 5=片手杖
 6=DEX両手 7=DEX片手

 防具、アクセ類は関係の無いパラメータです。

■D−1:精錬
 2=ディバなど+1から精錬するもの 3=合成など+0から精錬するもの
 4=精錬不可のもの


■E−1:アイコン用ファイル名
 アイコン用のファイル名を記載する。(拡張子まで必要)
 ファイルサイズは33×33pixelが良いようです。

■F−1:最低装備可能レベル
 レベルに関係無く装備出来てしまうので、特に必要なし。

■G〜J−1:装備可能クラス
 G=パラ H=バル I=マジ J=ヲリ (装備可=1 不可=0)
 これもクラス関係無く装備出来てしまうので、実質無意味なパラメータ。

■K〜L−1:不明
 今のところ何に使われているのか分りません。

■M−1:セットボーナス
 セットボーナス名を記載する。セットが付かないものには不要。

■2行目:装備可能レベル
 F−1同様レベルに関係無く装備出来てしまうので、実質無意味。

■3行目:基本パラメータ

 防具=基本防御 武器=基本最大攻撃
 アクセ類は不要(0)。

■4行目:基本パラメータ
 防具=基本回避 武器=基本最小攻撃

 アクセ類は不要(0)。

■5行目:基本パラメータ
 武器=基本命中

 防具、アクセ類は不要(0)。

■6行目〜17行目:追加オプション
 二行で一組のオプションを設定します。最大で6つのオプションを設定可能。
 「自由選択」にすると、Cronous Calculator内で自由に設定することが出来ます。
 「STR~DEX~STA~INT」のように「~」を間にはさむと選択項目を限定することが出来ます。

■A〜P列:精錬度
 A=+0 以降、B=+1 C=+2 ・・・ P=+15
 精錬不可のものであっても一応全てに同じ値をつけておいた方が良いかも。




セットボーナスの設定
(BounusList.csv と Bounus.txt)

 三行で一組のセットボーナスを設定します。
設定したセットボーナス名はBounus(.txt)ファイルに記載しなければなりません。


■A−1:セットアイテム数

 セットボーナスが発生するのに必要なアイテム数。

■B−1:セットボーナス名
 同じセットボーナス名をBounusファイルに記載する必要があります。
 順番は関係無いようです。

■C−1以降:セットボーナス名
 セットボーナス発生の組合せが複数ある場合に設定します。
 これも同様にBounusファイルへ記載する必要があります。

■2行目〜:セットボーナスオプション
 セットボーナスのオプションを設定します。

■3行目〜:オプションの値
 オプションの数値を設定します。

 通常は、アイテムデータのセットボーナス欄(前述M−1)に、該当するアイテム全てにセットボーナス名を記載すれば適用されるようになります。

 少し面倒なのは先に書いた通り、発生条件の組合せが複数ある場合。
コツはセットボーナスのメインとなるアイテムと、サブとなるアイテムとを分けることです。
<例1>セイクセットの場合
 各セイク防具・・・「セイクセット」
←こちらがメイン
 クラウン・・・「クラウンボーナス」←こちらがサブ

これで頭をセイク、クラウンどちらにしてもセットボーナスが発生するようになります。

<例2>ローンロードセットの場合
 各ローンロード防具・・・・「ローンロードセット」
←こちらがメイン
 クラウン・・・「クラウンボーナス」←こちらがサブ
 サムライ鎧・・・「新マスター防具ボーナス(仮称)」←これもサブ

 ローンロード盾・・・「ローンロード盾ボーナス(仮称)」←これもサブ
こうすると頭、鎧をどちらをどう変えてもセットボーナスが発生します。
他のマスター系防具でも同様にすれば対応出来ます。




編集の注意点
2009/05/04追記

 編集したデータを使ってみると、時々上記のようなエラーが出ることがあります。
これはデータ内の記述に間違いがある場合に出るエラーで、上の例では「2番目の補正の項目に誤りがある」ということです。
エラーの出る記述の間違いはそのほとんどが「追加オプション」の誤りです。

【 例 】
  ○最大マナ : ×最大MP
  ○STR(半角大文字) : ×STR(全角大文字)


 なるべく既存のデータを参考にして、コピペで編集した方が無難かもしれませんね。

 これ以外にも、セットボーナスなどの記述を間違えることもあります。
アイコン用ファイルの指定だけは、該当するファイルが無ければ代替ファイル(コバルト鉱石の画)が当てはめられる様になっているので、とりあえずは問題なく動きます。




【補足】
 説明の中では.csvファイルをエクセルで開いていますが、テキストエディタでも修正する事が出来ます。ただし、保存をする時にエラーメッセージっぽいものが出るので無視して保存してくださいw
また、テキストエディタで修正した場合は縦軸の関係が見辛くなるので注意が必要です。


直線上に配置